キッチンの給水管と排水管を繋ぐ

キッチンの給水管と排水管を繋いでいきます。
 
まず、給水管から。
給水管には、硬質ポリ塩化ビニル管
通称、塩ビ管というものを使います。
 
グレーの方が水用、茶色の方がお湯用です。
 
 
この塩ビ管を繋いで、水やお湯が出るようにします。
んで、塩ビ管をくっつける時に使うのが、こちらのエスロンという接着剤。
水色の方が水用塩ビ管の接着剤、茶色の方がお湯用塩ビ管の接着剤です。
 
 
くっつけるにはまず、塩ビ管の角をヤスリで丸くします。
丸くするのは、接着剤が塩ビ管の端で削り取られ
接着ミスになるのを防ぐためです。
 
 
んで、塩ビ管のホコリなどを布で拭いてから
接着剤のエスロンを塗り、くっつける側にもエスロンを塗ります。
 
塗れたら素早くはめ込み、ぎゅっと30秒くらいしたら、接着完了です。
エスロンが意外と早く乾いてしまうので、素早く接着しましょう。
あと、エスロンが臭い。
 
こんな感じで、あとは蛇口を付けるところまで、
どんどん塩ビ管をくっつけて、伸ばしていきます。
 
 
キッチンの食器とかを洗う蛇口の配管はこんな感じ。
 
 
とりあえず完成。
 

排水管の繋ぎ方と勾配の付け方

 
排水管を繋いでいきます。
給水管と違うのは、勾配を付けないといけないということ。
 
給水管は、水圧があるので水が流れていきますが、
排水管は水圧がないので、配管の傾きで水を流します。
 
で、どんだけ傾けたらいいん?
傾けた方が流れるのはなんとなくイメージ付くけど、
実際、どんくらい傾けたらええねん!?
 
よく分らんので調べてみたところ、排水管の大きさや、何を流すかで
勾配の付け方が違うみたい。
 
んで、食器を洗った水とか、キッチンからの排水を流すならば
1/100の勾配っていうのを付ければ、まず問題なく流れそう。
 
で、1/100の勾配ってなんなん?
調べてみると、100cmの長さで1cm勾配が付いてたらいいみたい。
なるほど。
 
 
どれくらい勾配を付けたらいいのかも分かったので、
排水管を繋いでいきます。
 
が、そっこう問題発生!大問題!
コンクリート打つときに、配管を角度考えずに繋げた結果。。。
 
 
配管がすさまじく上を向く。
どーしよーーー!?
 
いろいろ調べた結果、塩ビ管は火であぶると曲げれるらしいって情報をゲット。
とりあえず、ガスバーナーで炙ってみた結果。。。
 
 
ええ感じの角度で曲げることに成功!
これでなんとかなりそう!
 
あとは、給水管と同じように、エスロンでくっ付けていきます。
 
んで、途中に排水管を支える金具を付けていきます。
金具は、だいたい150cm間隔くらいで置いてるのと、
接着剤でくっ付けてるところ付近(30cm以内)にも置いてます。
 
 
金具の位置の高さをナットで調整できるので、
これで1/100になるように勾配を付けていきます。
こういう時はレーザーが便利。
 
排水の出口が右側にあるので、左側を1cm高くします。
う~ん、たぶん1cm高くなったはず。たぶん。
 
 
1/100の勾配が付けれたはずなので、ついでに水平器でも測ってみます。
 
 
確かに、左側が若干高くなってる。
てかこれ、水平器の気泡の端っこが、線と線のちょうど間に来たら
1/100勾配が取れてるんじゃないか!?
 
きっとそうだと信じよう。
だって、これだと勾配合わすのすごい楽!
というわけで、最後まで水平器だけで勾配合わせてみました。
 
そして一応最後に、レーザーでも確認。
 
  
 
ちゃんと、勾配付いてる!
きっと、うまくいったはず!

耐熱の排水管を使った理由

 
排水管は、一部耐熱の物を使っています。
その理由を書く前に1つ言いたい。
 
養父市のホームセンター、どこか一カ所でもいいから
耐熱の排水管置いてくれ!
 
ネットで買ったけど、届くまでに2週間かかったわ(笑)
 
さて、一部耐熱の排水管を使った理由は、洗浄機を付けるからです。
洗浄機の排水って、けっこう温度高くて60~70℃くらいあります。
 
そして、グレーの排水管(VU塩ビ管)の耐熱温度は約60℃。
洗浄機の排水が流れると、ふにゃふにゃになるか、ならないかギリギリの温度。
 
なので、洗浄機からの排水のところだけ、耐熱の排水管(茶色の配管)にしました。
 
 
排水が、耐熱の排水管を流れていくうちに、温度が下がり
他の排水と合流するところからは、グレーの排水管です。
また、出来るだけ温度を下げるために、耐熱の排水管をあえて遠回りさせて
グレーの排水管に合流させました。
 
 
というわけで、給排水の配管設置完了!
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